White Birch
美しい白樺の林をモチーフとしたモデルSLGA009
グランドセイコーのスプリングドライブが作られている、信州 時の匠工房の近くには、日本でも有数の白樺の美林があります。
SLGA009は、スプリングドライブの流れるような針の動きに呼応するかのような白樺林の静けさを、丁寧に作り込んだ型打ちのダイヤルで表現しています。
エボリューション9スタイル
エボリューション9 コレクションのデザインは、グランドセイコースタイルを基本に、「光と陰が織りなす美」「光を美しく流す造形」などの日本の美意識を採り入れた、新しいデザイン文法です。
ザラツ研磨による歪みのない鏡面仕上げと繊細な筋目で仕上げられたケースは、調和の取れた輝きを放ちます。そして、溝を入れたインデックスと響き合う、太く力強い時針と細く長く伸びる分針の組み合わせは、この上ない高い視認性を実現しています。また、幅の広いブレスレットや、低重心に設計されたケースにより、装着性も向上しています。SLGA009は、これらのデザイン文法「エボリューション9スタイル」を取り入れ、威風堂々としたデザインを実現したモデルです。
スプリングドライブムーブメント「キャリバー9RA2」
SLGA009には、グランドセイコー専用のスプリングドライブムーブメント、キャリバー 9RA2が搭載されています。
2つの香箱を採用することによる、最大巻上時には約120時間(5日間)にわたって動き続け、ぜんまいで動く時計としては驚異的な平均月差±10秒の高精度を実現しています。また、オフセットマジックレバーの採用により薄型化にも成功しています。
このムーブメントは、2020年に誕生した革新的なキャリバー9RA5と同等の性能を有しながら、パワーリザーブインジケーターを裏側に配すことで、針の取付位置を下げ、ケースの薄型化に成功しました。美しいブルースチールのインジケーター針とねじが、厳寒期の信州地方で見られる霧氷を表現した「信州霧氷仕上げ」と響き合い、静謐な表情を裏ぶたガラスから表します。