待望のグランドセイコー初のメカニカルクロノグラフ 「テンタグラフ」をご紹介

今回は、メカニカルクロノグラフSLGC001「テンタグラフ」をご紹介します。

ストップウオッチ機能を搭載したグランドセイコー初のメカニカルクロノグラフ

SLGC001を装着した腕元

これまでグランドセイコーのクロノグラフはスプリングドライブのみで展開していました。そこに新たに加わったのが、機械式自動巻クロノグラフ「テンタグラフ」です。

 

毎秒10振動のハイビートクロノグラフムーブメントである「キャリバー9SC5」、通称“テンタグラフ”を搭載しています。

 

“テンタグラフ”の名称は、「TEN beat(10振動)」「Three days(3日間持続)」「Automatic(自動巻)」「ChronoGRAPH(クロノグラフ)」という機能に由来しています。

テンタグラフは、グランドセイコーが誇る自動巻ムーブメント キャリバー9SA5にクロノグラフ機能を加えたモジュール型のクロノグラフです。

 

一体型クロノグラフではなくあえてモジュール型を採用することで、複雑になりがちな構造を整理し、クロノグラフ機構の負荷を低減。高精度と堅牢さ、優れた整備性を実現しました。

 

キャリバー9SA5の特徴であるエネルギー効率が高い「デュアルインパルス脱進機」と二つの香箱を備える「ツインバレル」を受け継ぐことで、10振動のメカニカルクロノグラフとしては世界最長となる、最大約72時間のパワーリザーブを備えています。

クロノグラフのプッシュボタンの操作感にも、こだわりがあります。

 

あえて溜めを設けて半押しでスタートする設計は、1964年の国際的な競技大会向けに作られた機械式ストップウオッチから継承したもの。

 

半押し状態にすることで誤操作を減らし、正確なスタートを実現しました。また、重すぎず軽すぎない絶妙な押し心地は、当時の審判たちから高く評価されました。

 

かっちりした操作感や押し心地は、メカニカルウオッチを所有する喜びを与えてくれるでしょう。

グランドセイコーの美しさを体現した新たなスポーツウオッチ

「テンタグラフ」の魅力を引立てているのが、独自のデザイン文法「エボリューション9スタイル」。このデザインを基に、スポーツウオッチに求められる「動きながらの使用」に着目し、直感的な使いやすさ・見やすさを追求しました。

グランドセイコーの美意識と実用性を兼ね備えたデザインは、2023年度のグッドデザイン賞を受賞するなど、国内外から高い評価を受けています。

 

落ち着いた上質な雰囲気はスーツからカジュアルまで、幅広いスタイルに馴染みます。

※モデル手首サイズ19cm

ケースとブレスレットにはステンレススチールよりも約30%軽いブライトチタンを採用しているため、がっしりとした見た目に反して軽いつけ心地が魅力。

 

重心が低くなるように設計することで、ケースサイズ43.2 mm、厚さ15.3 mmであっても、優れた着用感を実現しています。

見やすさを追求した文字板

文字板は、グランドセイコースタジオ 雫石から望む雄大な岩手山の山肌を表現しています。

 

時計の本質である文字板の見やすさを追求しており、3つのインダイヤルを備えた文字板は、2層構造にすることで文字版の位置を引き上げています。こうすることで、ガラスまでの距離を短くし、動きながらでも瞬時に文字板の判読ができます。

 

さらに、クロノグラフ秒針は最外周のクロノグラフ秒針目盛り、分針は文字板内側の目盛りそれぞれの限界まで近い長さに調整し、先端を曲げることで視認性を高めています。

グランドセイコーブティック、グランドセイコーサロンの各店舗にて実際の商品をご覧いただけますので、ぜひ実機でグランドセイコーのこだわりを堪能してみてください。

 

オンラインブティックには在庫が緊急入荷していますので、こちらもあわせてご覧ください。



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